ロータリークラブは世界的奉仕団体です。設立から一世紀を超え、高度な社会的倫理感と深い友情を共有する仲間が、世界の様々な人道的ニーズに対して取り組んできました。
ロータリークラブは更なる組織的飛躍を目指す為に、クラブに拡張性を持たせました。それが「ロータリーサテライトクラブ（衛星クラブ）」です。
既存のクラブの中にサテライト的クラブを設立し両翼の体制で、親睦の輪を広めようとする試みです。

この試みは2013年の国際ロータリーの規定審議会で正式に決議され、世界中のクラブで実施される事が推奨されました。

「ロータリーサテライトクラブ（衛星クラブ）」についての立法案
標準ロータリークラブ定款より

定義　潜在的クラブ。その会員は本クラブの会員でもある




この計画は日本でも多くのクラブがいち早く準備を行い、2017年3月には７つのロータリーサテライトクラブ（衛星クラブ）が認可されました。

坂出東ロータリークラブは、2017年よりこの計画に取り組み、2018年に2670地区（四国）で嚆矢となるロータリーサテライトクラブ（衛星クラブ）を設立しました。

当クラブは、開設の理念として以下に重点を置いています。

■ロータリーが過去に輩出してきた国際親善奨学生及び、各青少年プログラムを経験されたOBの方、ロータリー活動に理解のある方々に入会して頂く。

■在籍メンバーは会員相互及びスポンサークラブ（坂出東ロータリークラブ）との関係を深め、より良い親睦の下、倫理観を研鑽し、人道的奉仕を実践する。

■広範囲に所在する会員が円滑にコミュニケーションを実践できるように、電子会議形式のクラブを構築する。

私達は、これ等の要件を満たし豊潤なロータリー活動を実践できるクラブを目指します。

当クラブの例会は、電子会議形式において独自のウェブサイト上で開かれます。私達は、クラブ設立の準備段階で、実際に開催されているロータリークラブ例会のエッセンスを電子会議上で体感できるソフトウェアを選択する事を必須としました。幸いワールド大阪Eクラブ様の例会プログラムは私達の理想に合致し、ソフトウェアの開発にご尽力頂きました。このソフトウェアが供するパフォーマンスのお陰で正式な例会と変わらない雰囲気とプログラムを味わう事ができることとなりました。
従って、当クラブの会員は毎月の例会をはじめ、クラブの業務や運営をオンラインで行います。正式な例会時間に、クラブ幹事及びウェブ担当者が例会プログラムを掲載し、会員は例会期間のうちに、都合のよい時間に例会へ参加することができます。また、当クラブの会員は、諸般の事柄について、会員専用ページからチャットルーム機能等を通じて話し合うことができます。もちろん会員のプライバシーを尊重するため、例会の一部内容や会員のデータは一般の閲覧者には見られないよう保護されています。一方で、奉仕プロジェクトやスポンサークラブの各種行事、RI国際大会など、さまざまな機会に直接顔を合わせる事を第一義として推奨しています。
こうした機会は、ロータリアン同士の親睦を深める大切な手段になると考えております。

一般的なロータリークラブはその地域で活動する会員で構成されますが、当クラブの会員は広範囲に所在する為に、毎週の例会に出席しにくい方々、（家族や仕事上で制約がある、頻繁に旅行や出張をする、移動手段が限られている等）にとって、正式な例会に参加できるのは大きな利点と言えます。
私達のような電子会議形式を採用するクラブには、ロータリアンの皆様が何時でも、どこにいながらでも当クラブの例会に出席して、欠席した例会のメークアップを行うことができます。